吉本興業といえば、お笑い芸人にとって大手の芸能プロダクションです。
「お笑いといえば吉本!」なんて思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
そんな吉本興業ですが…
「芸歴に厳しい」と所属芸人さんたちは、よく話しています。
吉本興業芸人には、どのような序列があるのでしょうか?
具体的に序列は、どうなっているのでしょうか?
また芸歴順もどうなっているのかを徹底調査してまとめてみました!
吉本興業芸人に序列はあるの?
この投稿をInstagramで見る
吉本興業芸人に序列はあるみたい。
しかし、目に見えるランキング等が存在しているわけではありません。
では「序列」というのは具体的にはどういうことなんでしょうか?
吉本興業芸人の中では、年齢よりも芸歴が長い方が「にいさん」「ねえさん」と呼ばれ、立場が上になる話は有名です。
「芸歴が長ければ序列が上になるのでは?」といろいろと調査してみると…
吉本興業芸人の序列は、芸歴と発言力や貢献度を合わせたもので決まるようです。
一体どんな序列があるんでしょうか?
吉本興業芸人の序列TOP5!
一般的に吉本興業芸人の序列でTOP5と言われている人たちがいます。
- 明石屋さんま(あかしや さんま)さん
- 松本仁志(まつもと ひとし)さん
- 浜田雅功(はまだ まさとし)さん
- 今田耕司(いまだ こうじ)さん
- 東野幸治(ひがしの こうじ)さん
納得のスター芸人さんが並んでいます!
関東・関西のキー局の番組でメインで活躍されている方ばかりですね。
誰もが知る芸人さんたちばかりですが、なぜ序列TOP5と呼ばれているのでしょうか?
明石屋さんま
この投稿をInstagramで見る
「お笑い怪獣」と後輩芸人たちから尊敬される明石家さんまさん。
お茶の間でも親しまれている存在ですよね!
そんな明石家さんまさんは、実力や人気はもちろん序列トップです。
メインを務める番組も圧倒的に多いです。
また、吉本興業に所属しマネジメントはされていますが、特別ルールがあります。
明石家さんまさんは自身で仕事を選ぶことができる特殊な契約体制なのだそう。
実は人気絶頂の30歳の時に「(吉本興業を)辞めます。」と伝えた明石家さんまさん。
しかし「看板として、すまんけど残ってくれ。」と説得されます。
その結果、他の芸人さんとは違う契約で吉本興業に残ることになったようです。
大きな看板を背負って笑顔で立ち続ける姿は、まさに吉本興業芸人のトップと言えるでしょう。
松本人志・浜田雅功(ダウンタウン)
この投稿をInstagramで見る
序列TOP2・3は松本人志さんと浜田雅功さん。
ダウンタウンのお二人です。
冠番組の多さはもちろん、人気・実力全て揃っています。
ダウンタウンに憧れて芸人を目指したと語る芸人さんもたくさんいますよね!
ダウンタウンは吉本総合芸能学院、通称NSCの大阪校第一期生です。
そこから輩出されたスターということも功績の一つかもしれません。
功績以外にも、ダウンタウンと深い関わりのある方々が権力があるということも大きそうです。
主な権力者は以下の3人。
1人目は、ダウンタウンの元プロデューサーで生みの親とされている大崎洋(おおさき ひろし)さん。
大崎洋さんは吉本興業ホールディングス株式会社の2009年に代表取締役社長、2019年からは会長を務めています。
2人目はダウンタウンの元マネージャー、岡本昭彦(おかもと あきひこ)さん。
岡本昭彦さんは2023年6月現在の代表取締役です。
3人目はダウンタウンの元マネージャー、藤原寛(ふじわら ひろし)さん。
藤原寛さんは2023年6月現在の取締役です。
ダウンタウンと関係が深い3人が役員にいることで、発言力の強さを感じさせます。
そんな部分も序列TOP2・3に名前が上がっている理由の一つかもしれません。
今田耕司・東野幸治
今田耕司&東野幸治「土ダメ」SPに登場、藤井隆の暴走に巻き込まれるhttps://t.co/bCT3De7jF5 pic.twitter.com/SGeJMah55f
— お笑いナタリー (@owarai_natalie) September 28, 2022
吉本興業芸人の序列TOP4・5と言われているのが今田耕司さんと東野幸治さんです。
明石屋さんまさんや、ダウンタウンのお二人は誰もがTOP3と考える面々です。
今田耕司さんと東野幸治さんは素晴らしいけれど、芸歴の長い師匠と呼ばれるような功績のたくさんある芸人さんがいるのでは?
と考える方も多いかもしれません。
二人が序列TOP5と言われるのは、東野幸治さんの発言があるようです。
「東野の自由なトークに番組のパーソナリティーを務めるテレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏が、『これオンエアされてますからね?』と忠告。すると、東野は『大丈夫っすよ。俺、吉本の序列No.5って計算したんですよ』と明かしたのです。『だんだんと知らん間に、序列が上がってるんですよね』と分析しつつ、『大崎(洋会長)・岡本(昭彦社長)体制で、俺、多分、序列No.5ぐらいやなって思って。ある程度は上』と語るなど、少しの失言など物ともしないレベルにいるという自覚があるようです」
(引用元:exciteニュース)
東野幸治さん自身が、序列No.5くらいと自身で発言しているんですね(笑)
東野幸治さんが大先輩である芸人さんたちを尊敬していることは、普段のトークや芸人同士の交流の様子をみても明らか。
大先輩を序列に含めると東野幸治さん自身がNo.5に入ると発言するとは考えにくいため、大先輩たちはレジェンドで別格と考えているのでは?と予想されます。
さて、そうなると東野幸治さんの計算の中でNo.4は一体誰なのか?
そこで名前が上がるのが今田耕司さんです!
今田耕司さんと東野幸治さんは同時期に人気が出たため同期とされがちですが、今田耕司さんの方が数ヶ月先輩です。
東野幸治さんは今田耕司さんに対して敬語を使っています。
お二人のどちらかがメインMCを務める番組はどれも高視聴率を誇っているため貢献度もかなり高いと考えられます。
また不祥事があった際に開いてしまった多くの穴を埋め、吉本興業芸人の面白さを損なわなかった功績も忘れてはいけません。
なるほど文句なしに吉本興業芸人序列TOP4・5のお二人ですよね!
吉本興業芸人を芸歴順TOP10にまとめてみた
この投稿をInstagramで見る
2023年6月現在、芸歴順で一番の「にいさん」は1963年デビューの西川きよし(にしかわ きよし)さんです!
序列とはまた別格のレジェンドクラス!
そんな芸歴の長い吉本興業芸人さんにはどんな人がいるのでしょうか?
現在も活躍されているTOP10とその活動開始年をまとめてみました。
- 西川きよしさん 1963年
- 坂田利夫(さかた としお)さん 1963年
- 若井みどり(わかい みどり)さん 1965年
- 桂文枝(6代目)(かつら ぶんし)さん 1966年
- 池野めだか(いけの めだか)さん 1968年
- 間寛平(はざま かんぺい)さん 1968年
- 桂小文枝(4代目)(かつら こぶんし)さん 1969年
- 桂文珍(かつら ぶんちん)さん 1968年
- 中田カウス(なかた かうす)さん 1968年
- 中田ボタン(なかた ぼたん)さん 1968年
吉本新喜劇を支え盛り上げてきた大御所の名前が連なっています。
さすがレジェンドクラスですね!
すでにお亡くなりになっているためこちらのランキングには載せていませんが、長いキャリアで吉本興業を支え続けた芸人さんもいます。
- 笑福亭松之助(2代目)(しょうふくてい まつのすけ)
- チャーリー浜(ちゃーりーはま)さん
- 笑福亭仁鶴(2代目)(しょうふくてい にかく)さん
今回は特に素晴らしい功績を残したこの3人について見ていきましょう。
明石家さんまさんの師匠である笑福亭松之助(2代目)さんは1948年に活動を開始し芸歴はなんと71年だそうです!
明石家さんまさんが惚れたお人柄で、長く愛された落語家さんです。
「…じゃあ〜りませんか」で第8回新語・流行語大賞にも選出されたチャーリー浜さんも1960年から2021年の長きに渡り新喜劇を支えた重鎮のお一人ですよね。
どちらもドラマや映画にも数多く出演されていて、関西弁で味のある演技が印象的でした。
レジェンドの中でも外してはいけないのが、笑福亭仁鶴(2代目)さん。
芸歴は1962年からお亡くなりになる2021年までの59年です。
さほど大きくなかった吉本興業ですが…
今の演芸界のトップ企業に引っ張り上げたのは、笑福亭仁鶴さんのラジオ人気だったんだそうです!
その功労からタレント活動を続けながら、吉本興業の特別顧問も務めるほど吉本興業にとって特別な存在でした。
元々の拠点が大阪なので、芸歴順だと関西の芸人さんがほとんどですが、関西のお笑いを全国区に広げた功労者揃いであることがわかります。
まとめ
今回の記事のまとめです。
- 吉本興業芸人に序列はある。
- 吉本興業芸人の序列TOP5は、明石家さんま、松本人志、浜田雅功、今田耕司、東野幸治であると言われている。
- 吉本興業芸人を芸歴順で見ると、現役では西川きよしがトップ。
今回吉本興業芸人さんを調べてみて、あらためてお笑い界のカリスマ揃いであることがわかりました。
まさに吉本興業の歴史はお笑いの歴史!
今後もどんなオモロさを生み出していってくれるのかとても楽しみです!