陸上界の新星として注目を集めているドルーリー朱瑛里さん。
名前の漢字の読み方は、ぱっと見では分からないですよね。
なんと読むのが正しいのでしょうか?
駅伝で3区(3000m)を快走したドルーリー朱瑛里さんの記録も、気になるところです。
また、名字から、ご両親(父母)どちらかが外国の方だと思われます。
ドルーリー朱瑛里さんのご両親はどんな人なんでしょう?
今回はドルーリー朱瑛里さんの情報とともに、wikiプロフがあるのかも調査しました!
ドルーリー朱瑛里の読み方は?
名前は、ドルーリー朱瑛里(どるーりー しぇり)と読むのが有力です。
実はドルーリー朱瑛里さんの名前の読み方は、公式には発表されていません。
多くのニュース記事で「しぇり」とふりがなが振られているようです。
また2023年1月15日に開催された第41回全国都道府県対抗女子駅伝の実況でも「ドルーリー しぇり」と紹介されていました!
次に多く目にした読み方は「しえり」です。
岡山陸上競技協会のサイトには「しえり」と記載されていました。
ネット記事では他の読み方をしているものも…
「しゅえり」と読んでいるものを目にしました。
珍しい名前ですし、確かに様々な読み方ができますよね。
ドルーリー朱瑛里さんはハーフなので、日本人以外からも呼ばれやすいような発音の名前にしたのではないでしょうか。
「シェリー」という感じでしたら外国人の方でも呼びやすそうですよね。
ドルーリー朱瑛里の3000m記録は?
2023年1月15日に開催された第41回全国都道府県対抗女子駅伝。
この大会でのドルーリー朱瑛里さんの3000mの記録は「9分2秒」でした。
3区でタスキをもらい、17人抜きの圧巻の走りをみせます。
そして、みごと区間新記録を出したことで一躍有名となりましたね。
2023年1月29日には、第12回「晴れの国 岡山」駅伝に出場しています。
「晴れの国 岡山」駅伝というのは、岡山県の市町村対抗の駅伝なんです。
ドルーリー選手は1月24日から25日にかけて降った大雪の影響で屋外で走る練習ができず、器具を使った軽めのジョギングのみの調整で大会を迎えたということですが、中学生女子が3キロを走る3区に出場し、5位でたすきを受け取ると、持ち味の大きなストライドと腕の振りを生かした力強い走りで前のランナーを追いました。
スピードに乗ったドルーリー選手は3人を抜いて順位を2位にあげ、たすきをもらった時には1分あったトップとの差を23秒に縮める快走で、これまでの記録を10秒更新する9分40秒の区間新記録をマークしました。
引用:ロードレース(駅伝)
練習が十分にできなかったのに区間新記録を出してしまうなんて驚きですね!
中学生女子の平均よりもはるかに速い
中学生女子の3000m走平均タイムは「11分18秒」。
ドルーリー朱瑛里さんの「9分2秒」という記録は、平均より「2分16秒」も速いのです!
実は、3000mは女子中学生の正式種目ではありません。
長距離記録会などで中学生女子も3000mを走れる機会があるそうですが、そう多くはないでしょう。
それにも関わらず駅伝で好成績を残したということから、ドルーリー朱瑛里さんはの凄さが分かりますよね。
次々と好記録をたたき出しているドルーリー朱瑛里さん。
ここまでずば抜けた記録なので、比較対象を高校生・実業団にしてみましょう。
<全国高校女子3000m自己記録ランキング(2022)>
- 8分42秒31 K カロライン選手(神村学園 2年)
- 8分47秒89 J ニーヴァ選手(倉敷 3年)
- 8分50秒24 S カモソ選手(大分東明 3年)
- 8分56秒91 L ドゥータ選手(青森山田 1年)
- 9分00秒75 杉森心音選手(仙台育英 3年)
- 9分04秒32 R ワングイ(世羅 1年)
<日本記録>
- 8分40秒84 田中希美選手(2021年)
<岡山県記録>(ドルーリー朱瑛里さんの出身地)
- 9分3秒52 翁田あかり選手(2013年)
ドルーリー朱瑛里さんのすごいポイントをまとめてみました。
- フォームがきれい
- 練習メニューを自分で立てている
- 自分の調子を確認できる
- 栄養学・トレーニングを学んできた
- 心肺機能が強い
全国都道府県対抗女子駅伝(2023年1月)で実況の方々が、
- 惚れ惚れするフォーム
- 中学生離れしている異次元の走り
と絶賛していました!
まだ身長は伸びている途中だと思います。
その中でもフォームがしっかりと出来上がっているというのはすごいことですよね。
ドルーリー朱瑛里さんが所属している岡山県津山市立鶴山中学校陸上部は部員がなんと3人!
そのためか、練習メニューは自分で立てており、その日の調子を自分で把握することができるのだそう。
しかし、2022年冬頃には、貧血で思うような結果が出せなかったとのこと。
そこから栄養学・トレーニングを学ぶようになったのだとか。
2023年1月の都道府県対抗女子駅伝では、最初の1500mを4分24秒で通過しています。
実はこのタイム、全国中学校大会1500m走でのドルーリー朱瑛里さんのタイムとほぼ同じなのだそうです!
最初からかなり飛ばしていたことが分かりますね。
しかも、1500m以降もペースが大幅に落ちることはありませんでした。
さらに、息が上がってる様子もなかったんです。
このようなことは心肺機能が強くないとできませんよね
中学生なのにすごすぎる!
周囲の対応への不安から大会出場を取りやめ
ドルーリー朱瑛里さんは、2023年2月5日開催の全国中学生クロスカントリー大会の出場を取りやめています。
第8回全国中学生クロスカントリー大会(2月5日/滋賀・希望が丘文化公園)のエントリーしていたドルーリー朱瑛里(鶴山3岡山)が欠場することが2月3日、明らかになった。
ドルーリーは代理人の弁護士を通じて「これまでに大会に出場した際に行われてきた報道や、大会での周りの人からされた撮影や声かけの対処に不安を感じた」と欠場理由を挙げ、「クロカンは走ったことがなく、挑戦したい気持ちで申し込みをしましたが、やむを得ず出場しない決断をしました」と心境を明かす。
その上で、「関係者の皆さまには、急に出場を取りやめるかたちを取ってしまったこと申し訳なく思っています。応援を予定してくださっていた方々にも、申し訳なく思っています」としている。
引用:月刊陸上競技
ドルーリー朱瑛里さんは中学生としては異例の記録をたたき出し、ルックスもかわいいとかなり注目されています。
そのため、マスコミや一般人から声掛けをされたり、写真を撮られたりすることが非常に多かったのでしょう…
実業団の選手であれば、周りのスタッフが規制をしているのでしょう。
しかし、ドルーリー朱瑛里さんは、2023年現在まだ中学生で、いち陸上部員です。
部員も少ないので、大会に引率する大人もそう多くはないはずです。
全国都道府県対抗女子駅伝(2023年1月15日)を機に、周りからの反応がガラッと一変したため、ドルーリー朱瑛里さんはとても不安に感じたのでしょう。
スポーツ選手のメンタルサポートに関わるびわこ成蹊スポーツ大の豊田則成教授(スポーツ心理学)は「マスコミと彼女との信頼関係が崩れ始めている」として、取材する側の自主規制が必要と強調。競技環境が制限され、中高生の心の発達に大切な「好きなことを好きなだけやる」という経験が阻害されかねないと指摘した。
ドルーリー選手は高校でも陸上を続ける意向で、「そっと見守っていただけるとありがたい」。ファンにも節度が求められる中、豊田教授は「成績が落ちても温かい目で見て、可能な限り普通の高校生活を体験させることが大事」と述べた。
引用:Yahoo!ニュース
さらにTwitter上ではドルーリー朱瑛里さんを心配する声も上がっています。
ドルーリー朱瑛里選手
陸上のニュースターとして注目されてるけどマスコミの過熱報道に違和感があり心配になる。
ある番組では学校の成績も報道されてた。
15才の女の子が普通に生活し、今後活躍できる環境を作った方が良いと思った
#ドルーリー朱瑛里#陸上#マラソン#報道#マスコミ— チーズ27 (@yusuke33374) January 30, 2023
普通の中学生であれば学校の成績が報道されることはありませんよね。
15歳というのは多感な時期でもあります。
報道や声掛け、写真撮影などで受ける精神的なダメージはとても大きかったのでしょう。
ドルーリー朱瑛里さんの進学先は公表されていません。
しかし今後、高校生活を楽しみ、安心して陸上競技に取り組めるように周りの人の配慮が必要ですね。
ドルーリー朱瑛里の両親(父母)はどんな人?
ドルーリー朱瑛里さんのお父さんはカナダ人、お母さんは日本人です。
残念ながらご両親とも名前や年齢、職業、顔写真は公表されていません。
ドルーリー朱瑛里さんのSNSがあれば、情報があるのではと思い調べてみました。
しかし、中学生ということもあってか開設はしていないようです。
ドルーリー朱瑛里さんの整った容姿からすると、ご両親は美男美女なのではないでしょうか?
また、ドルーリー朱瑛里さんの成績はオール5だという情報もありました。
勉強もできて運動もできるだなんて、ご両親から才能を受け継いだのかもしれませんね。
今後ドルーリー朱瑛里さんがSNSを開設した際には、ご家族のことも少し公表されることがあるかもしれないので、楽しみにしていましょう。
ドルーリー朱瑛里のwikiプロフはある?
2023年3月現在、ドルーリー朱瑛里さんのwikiプロフはありません。
削除依頼があったようで、見られなくなっています。
その大きな理由としては、「現時点(2023年1月16日)では特筆性の確保が難しい」とのこと。
削除依頼があった2023年1月16日は、第41回全国都道府県対抗女子駅伝が開催された翌日ですね。
その輝かしい成績から、wikiプロフが立ち上がったのでしょう。
しかしその段階での実績は少なかったため、すぐに削除依頼があったのだと思われます。
とはいえ、ドルーリー朱瑛里さんの今後の成績によってはすぐにwikiプロフも復活するかもしれないですね!
公表されている範囲でプロフィールをまとめました。
- 名前:ドルーリー朱瑛里(どるーりー しぇり)
- 生年月日:2007年11月16日
- 年齢:15歳(2023年3月現在)
- 所属:岡山県津山市立鶴山中学校
- 憧れの選手:田中希美選手
- 高校での目標:インターハイに出場していい記録を出すこと
- 2022年全日本中学陸上競技選手権大会1500m優勝(4分23秒79)
- 2022年U16陸上大会1000m優勝(2分45秒84 大会新記録)
- 2023年全国都道府県対抗女子駅伝(9分2秒 区間新記録)
- 2023年「晴れの国 岡山」駅伝競走大会(9分40秒 区間新記録)
来年度(2023年度)からは高校生になりますが、ドルーリー朱瑛里さんの進学先はまだ決まっていないようです。
全国都道府県対抗女子駅伝(2023年1月15日)を機に一躍有名となったので、高校からのスカウトはたくさん来ていること間違いなしですよね!
中学では自分で練習メニューを考えているので、強豪校に進学するとなれば、成績はさらに伸びていくことでしょう!
まとめ
今回は陸上界の新星、ドルーリー朱瑛里さんについて見てきました。
最後にまとめです。
- 名前の読み方は「どるーりー しぇり」が有力
- 3000mの記録は9分2秒(2023年1月15日、全国都道府県対抗女子駅伝)
- 父・カナダ人、母・日本人の両親をもつハーフ
- wikiプロフは閉鎖中(2023年3月現在)
楽しい高校生活を送れることを願いつつも、これからますますの活躍から目が離せません!