田原博子(たはら ひろこ)さんは、写真家の故・田原桂一(たはら けいいち)さんの妻です。
また、歌舞伎役者の片岡千之助(かたおか せんのすけ)さんの母でもあります。
田原博子さんをモデルにした、2022年発売の小説「奇跡」が評判になっているんです。
実はこの小説、田原桂一さんとの不倫愛を描いた作品なんだとか。
不倫をテーマにしているだけに、感想には賛否両論がありそうですね!
そんな田原博子さんは2023年現在、会社経営者として活躍されているんだそう。
今回は田原博子さんの運営する会社や小説「奇跡」の評判について大調査します!
田原博子がモデルの小説「奇跡」が評判に!
小説「奇跡」には、田原博子さんと田原桂一さんの不倫愛が描かれています。
田原博子さんの日記をもとにした、限りなく実話に近い話として評判になりました。
驚いたことに、登場人物は子どもを除いて、実名で書かれています。
【奇跡のような実話の恋愛】写真家 #田原桂一 さんが10年以上の年月貫いた奇跡のような愛は、#梨園の妻 との #不倫 と言われるものでした――。林真理子さんが取材をもとに当事者2人を実名で描いた小説『#奇跡』について綴って下さいました。@kodanshabunko @kodansha_sale_5 https://t.co/q4SHvsvcC3
— FRaU(フラウ) (@frau_tw) February 18, 2022
1995年、田原博子さんは歌舞伎役者の片岡孝太郎(かたおか たかたろう)さんと結婚しました。
2000年には長男が誕生します。
梨園の妻として順風満帆に暮らしていると思われた田原博子さん。
しかし、2002年頃から二人は別居することになります。
別居の原因は、片岡孝太郎さんの女性問題だったようです。
2004年、田原博子さんは田原桂一さんと運命的な出会いを果たします。
このとき、田原桂一さんは前妻と離婚協議中でした。
田原桂一さんが離婚した時期は不明です。
2013年に田原博子さんと片岡孝太郎さんの協議離婚が成立。
そして2014年、田原博子さんと田原桂一さんは再婚します。
2017年に田原桂一さんは肺がんで逝去されました。
ふたりの結婚生活はわずかな期間だったんですね。
小説「奇跡」の著者
「奇跡」の著者や登場人物について、もう少し詳しく見ていきましょう。
小説の著者は、直木賞作家の林真理子(はやし まりこ)さんです。
林真理子さんは、1954年に山梨県に生まれました。
日本大学芸術学部を卒業しています。
代表作は、
・「ルンルンを買っておうちに帰ろう」(1982年)
・「白蓮れんれん」(1994年)
・「不機嫌な果実」(1996年)
・「みんなの秘密」(1997年)
・「小説8050」(2021年)
など。
田原博子さんとは幼稚園のママ友だったそうです。
小説「奇跡」登場人物①田原桂一
田原博子さんの夫、田原桂一さんは1951年に京都で生まれました。
光の芸術家の異名を持つ写真家です。
写真家として活動を始めたきっかけは、ヨーロッパの刺すような鋭い光。
日本とは違う光に衝撃を受けたんだそうです。
光に強いこだわりを持ち、「光をつかみ取りたい」と語っています。
写真以外にも、彫刻、建築、空間アートの分野でも活躍しました。
1977年、フランスでアルル国際写真フェルティバル新人大賞を受賞。
その後も、フランスを中心に日本やポルトガルでもさまざまな賞を受賞しました。
2017年、死去。
小説「奇跡」登場人物②片岡孝太郎
片岡孝太郎さんは田原博子さんの元夫です。
1968年、京都で生まれました。
代々歌舞伎役者の家系で、自身も歌舞伎役者として活躍しています。
歌舞伎の当たり役は、「女殺油地獄」お吉、「心中天網島」小春など。
女形の中でも若く美しい役の若女形(わかおやま)として有名です。
祖父は十三代目片岡仁左衛門(かたおか にざえもん)さん、父は十五代目片岡仁左衛門さん。
どちらも人間国宝に認定されています。
また、テレビドラマや映画で俳優としても活動。
「太平記」「白い巨塔」などにも出演しています。
小説「奇跡」登場人物③片岡千之助
田原博子さんと片岡方太郎さんの息子の片岡千之助さん。
2000年に東京で生まれました。
父親と同じく、歌舞伎役者として舞台に立っています。
2004年の「松栄祝嶋台」でお祭りの若鳶千吉として初舞台を踏みました。
そこで、初代片岡千之助を名のります。
また、俳優としてドラマや映画、CMにも出演しています。
「奇跡」の中で唯一、仮名で描かれている人物です。
小説「奇跡」の感想は?
不倫がテーマということで、SNS上にはさまざまな感想があがっていました。
我慢出来なかった。我慢しなくてよかった。博子ちゃんはもっともっと輝いて美しくなるんだろうな。僕にはわかるんだ。
出会うべくして出会ったふたり
田原のように愛と勇気を使う男性がどれだけ稀なことか?#奇跡#林真理子#田原博子 #ツインレイ pic.twitter.com/CQKDYIhAqT— アルケミラ✨ (@isis_alchemilla) February 25, 2022
『奇跡』
梨園の妻とカメラマンの不倫の話。実話。林真理子マジックによって艶やかな物語になっていて、不倫なのになぜか悪い気持ちがしなかった。何より田原博子さんインスタで拝見したらとっても美しい、、
夜にしっぽり読みたくなる本です?https://t.co/hIixy2Vd0w#なぎ読書 pic.twitter.com/DeB39Ih1U7— なぎ ? (@hmgcnagi) March 5, 2023
林真理子氏の「奇跡」は飛びついて読んだけど実話ということでヒロインの田原博子さんの人物像が好きになれず、言われているような「こんなにもひとを愛してみたい」的な感情には浸れなかった。羨ましくて身悶えしたかったのに、全く羨ましくなかったのが悲しみ
— 外苑西通り (@xNoUuMJLI4nPWOL) March 5, 2022
奇跡の主人公さんの田原博子さんですね✨
自分さえ注目を浴びられれば関係者が辱められたり恥をかいたり傷つくことなどお構いなしの。— なっとう (@yomuusag) July 5, 2022
本当に賛否両論という感じで、読者によって全く別の物語に思えるようです。
田原博子は現在会社を経営している?
田原博子さんは2023年現在、「ビィルト」の代表取締役として活躍されています。
「ビィルト」の業務は、光の芸術家と呼ばれた田原桂一さんの作品管理です。
展覧会、キュレーション、プロデュースなどを手掛けています。
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また、息子である片岡千之助さんの公式ファンクラブサイト「千乃會」。
こちらの運営責任者にも田原博子さんの名前が表記されていました。
夫と息子のプロデュースを手掛ける田原博子さん。
とてもかっこいいですね!
田原博子のプロフィール
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- 生年月日:1970年1月30日
- 出身:千葉県香取市
- 特技:日本舞踊
- 職業:会社経営
田原博子さんは裕福な家のお嬢様として生まれました。
子供の頃から日本舞踊を習っており、名取を持っているそう。
現在も日本舞踊の稽古を続けているとのこと。
結婚前は銀座三越の受付嬢として働いていたんだとか。
結婚後は前にも述べたように、波瀾万丈な恋愛を経験し今日に至ります。
田原博子さんは自身の恋愛について、
「私ほど愛された女はいないと思う。私たちほど愛し合った男と女はいないと思う」
と話していたそう。
「奇跡」の作者である林真理子さんはこの言葉を聞いて、いつか二人の話を書いてみたいと思ったんだとか。
まとめ
今回は田原博子さんの経営する会社や小説「奇跡」について調査しました。
記事をまとめると以下のようになります。
- 小説「奇跡」は田原博子さんと田原桂一さんの不倫愛が綴られている
- 小説「奇跡」は登場人物は実名でほぼ実話の内容で評判になった
- 小説「奇跡」の感想は賛否両論
- 田原博子さんは2023年現在、「ビィルト」という会社を運営している
- 田原博子さんは夫と息子をプロデュースしている
自身の不倫愛をこれほどオープンにできるのも、田原博子さんならではですね!
行動力、美貌、才能を持ち合わせた彼女。
これからもたくさんの人に影響を与えていくことでしょう。