2022年1月からスタートしたドラマ『ケイ×ヤク』。
総理大臣の息子・大須匡(おおす まさし)は捜査上に浮上する事件の鍵を握る人物の1人です。
今回は失踪事件の手掛かりとして登場する大須匡役の吉村界人(よしむら かいと)さんについてご紹介します。
獅郎と恋人契約を結び、3年前に起きた先輩公安捜査官・央莉音(なかばりおん)の失踪事件を内密に捜査することになった一狼。
失踪前に莉音が残した手帳の中に総理大臣・大須公昭(おおすきみあき)の他に3人の国会議員の名前が書き込まれていました。
重要な手掛かりを手に入れた2人は捜査を進めていくと、総理大臣の息子である大須匡を含む4人の政治家の子供が東永大附属中学の同級生であることが明らかになります。
同級生の中の一人、東幸子(あづま ゆきこ)が入所している精神科療養施設に訪問していた可能性があることから2人は潜入を試みます。
吉村界人さん演じる大須匡はどんな人物?

- 総理大臣・大須公昭(おおす きみあき)の息子で国会議員
- 央莉音(なかば りおん)の残した手掛かりから、政治家4人の子供が同じ私立中学の同級生であることが判明する。(大須匡はその中の一人)
- 総理大臣である父親に守られている
- 過去に起きたある事件に関与している
父親が政治家でその背中を追って自らも政治家の道を進んでいてまさにエリート街道まっしぐら。
親の七光りで政治家としての地位も安泰でしょうし、父親の後継者としてゆくゆくは総理大臣の地位も視野に入れている可能性も十分ありますね。
将来の総理大臣候補の可能性もある大須匡の周辺を央莉音が探っていたところを見ると…
彼を含めた4人の同級生の間には大きな秘密がありそうです。
これからのストーリーのキーパーソンになりそうですね。
大須匡役について吉村界人さんのコメント
今回の役に関して吉村さんもコメントされているのでご紹介します。
Q.今回の作品と自身の役どころの印象について
大須匡は、内弁慶ではあるが、常に突発性の危険を抱え持った人間です。
今の時代の若者を象徴する気がしました。
作品全体には、いつもどこか緊張感が走っていて、主人公2人が正直さを探している様な印象でした。
大須匡役の吉村界人さんに対するtwitterでの反応は?
わたし、吉沢亮の陰のある演技が好きで
GIVERとかドンピシャだったんだけど
あんま注目されなかったよね
内容が内容だし。
もっとああいうのとか、ソシオパス・サイコパスの役してほしい
でGIVERで衝撃的だったのが吉村界人くん。俳優さんの演技で衝撃うけたのは高畑淳子さん以来だからケイヤク楽しみ— もの はあと (@rp_monoheart) January 10, 2022
えっฅ(๑⊙д⊙๑)ฅ!!「ケイ×ヤク」に吉村界人くんでるのっ!!!
嘘っ!!大好きっ(灬º 艸º灬)💕
わ〜ん楽しみが増したっ✨✨✨ https://t.co/8rCUCoNLfN— リアルモンモン(もん) (@real_yumeyume) December 9, 2021
大須匡役の吉村界人さんのプロフィール
『吉村界人』って誰?…となる方がまだまだ大半だと思いますので、彼自身についてもご紹介していきたいと思います。

【誕生日】 1993年2月2日
【出身地】 東京都
【身長】 174cm
【趣味】 グラフィティアート(2021年松濤美術館公募展入選)・読書
【特技】 卓球(東京都個人優勝)
【所属事務所】 エヴァーグリーン・エンタテインメント
趣味のグラフィティアートで昨年松濤美術館公募展で作品が入選してます!
その作品がこちら!
この投稿をInstagramで見る
大胆な色使いの中にも繊細さを感じる作品です。
趣味と言っても入選するレベルですから吉村さんが芸術家としての才能が長けているのは間違いないですね。
お母さまが油絵を描いているそうで、その影響で絵を始めたとも言われています。
アーティスト活動は絵だけに留まらず、『ADVENTURE KING』というWEB連載企画では自身のミュージックビデオや作詞を手掛けています。
MVの制作風景が公開されていて、撮影時の真剣な表情や撮影の合間のプライベートな表情も見れます。
『ADVENTURE KING』 吉村界人
吉村界人さんの主な出演作品
【映画】
2016年 『ちはやふる -上の句-』
2017年 『獣道』
2018年 『モリのいる場所』鹿島公平 役
2019年 『Dinerダイナー』シンディ 役
2020年 『ミッドナイトスワン』シンディ役
2020年 『BOLT』
【ドラマ】
2016年 『信長協奏曲SP』
2017年 『僕たちがやりました』 有原 役
2018年 『グッド・ドクター』 高山雅也 役
2018年 連続テレビ小説『半分、青い。』岩堀カツシ 役
2018年 『獣になれない私たち』 筧文彦 役
2020年 プレミアム松本清張ドラマ『黒い画集~証言~』
【MV】
2012年 『パープルスカイ』/蜜
2016年 『sub/objective』『CITI』『Sunrise(re-build)』/ぼくのりりっくのぼうよみ
2017年 『Dead End in Tokyo』/MAN WITH A MISSION
2017年 『never grow up』/ちゃんみな
2020年 『Faling Down』/ADVENTURE KING
2020年 『Tokyo』
トリッキーな役柄がはまり役の吉村さん。
映画『ダイナー』では、セリフがない役にも関わらず圧倒的な存在感を醸し出し、ファンの歓喜の声が♪
めちゃくちゃ好みの役だった。こうゆうの合いすぎるよね。 pic.twitter.com/ma0pq2W7R1
— 穂 乃 (@yk_hm0202) July 12, 2019
今日のダイナー、最初から吉村界人が出ているのだと認識して観た。初回では「ブス」でハッと気づき、とても悔しかった。ロス チカーノスで彼だけメイクと衣装の毛色が違うんだよねー。目があったら喰われそうな色気と表現力のあるなんだか気になる役者さん。 pic.twitter.com/YirWwFERXP
— 𝑘𝑢𝑚𝑖 (@bono931028) August 1, 2019
#異物完全版
恥ずかしながら吉村界人さんを存じ上げなかったんだけど猛烈に纏ってる雰囲気がおしゃれでジャジーな退廃的でロックな方で、インスタ見たら世界観が爆発していてフォロワー数になるほど、納得してしまった
そしてなにより彼は銀幕上の"華"であるんだと、映像が雄弁に語っていた— しゅんママ大好き (@NnlV4bme9vdSxPs) January 15, 2022
作品を見終わってから彼の印象的な演技で名前を知り、ファンになる人も多いようです。
吉村界人ってどんな人?
俳優業だけではなくアーティストとしての活躍も注目される吉村さんですが、その道は決して順風満帆ではありませんでした。
吉村界人は高校時代から、学校の規則や理不尽なルールに対し怒りを覚えていたという。
頭髪を染めて注意されるなどの些細なことではあったが、教師と衝突することも非常に多く、3回程停学になったこともある。
外見で判断されることや理不尽なことに人一倍怒りを感じるという吉村は、大学へ進学しても状況が変わらず、学校を中退。
以降は1年程引きこもり生活を続け、読書や映画鑑賞ばかりを繰り返していたという
引用:吉村界人 タレント辞書
学生時代は理不尽な校則に葛藤を抱え、大学を中退してからは自分の殻に閉じこもってしまったようです。
芸術的センスも持っているので人一倍繊細で感受性が豊かだからかもしれませんね。
引きこもりの時期に、インターネット上でたまたま見つけた2014年公開の映画『ポルトレ PORTRAIT』。
この作品の主人公が自分に似ていると思ったことがきっかけでオーディションを受け、見事主演映画デビューしています。
吉村界人さんは故・樹木希林の最後の愛弟子?
吉村界人さんで検索すると樹木希林さんの名前が出てくるのでどうゆうことなのか調べてみました。
吉村界人は、2018年公開の映画『モリのいる場所』で、2018年9月に亡くなった女優・樹木希林と共演。
本作には、主演を務めた樹木や山崎努など、大御所役者が多数出演しているが、新人である吉村は平気であくびをしたり、誰にも媚びない普段通りの佇まいだったそう。
こうした吉村の姿勢を気に入った樹木は、「若い頃のジュリー(沢田研二)に似ている」と言い吉村を可愛がった。そのため、吉村は「樹木希林の最後の愛弟子」と呼ばれている。
引用:吉村界人 タレント辞書
大御所俳優の前で新人があくびをしてしまうなんて傍から見たらハラハラしてしまいますよね?
それでも許されるは憎めない彼の人柄なのでしょう。
当時25歳で年若かったのもあるかもしれません。
このエピソードから、吉村さんは無邪気でやんちゃな面を持ち、周りから可愛がられる人だと思いました。
そして、吉村さんの物怖じしない大物な振る舞いと、人に媚びない姿勢が自身の夫である内田裕也さんと重なる部分もあったのかもしれません。
樹木希林さんに可愛がられていたのは間違いないようです。
まとめ
- 【ケイ×ヤク】大須匡は総理大臣の息子で国会議員
- 表向きは国会議員だが、奥底に危険を持つ二面性がある役どころ
- 繊細な部分はあるが、人に媚びず、物怖じしない性格
- 故・樹木希林さんの愛弟子
- トリッキーでやんちゃな役がハマる個性派俳優
- 独自の世界観を持ち、芸術的センスが多彩
俳優の他にもアーティストなど多彩な才能を持つ吉村界人さん。
やんちゃでトリッキーな役柄のイメージが強い吉村界人さんですが、今回はお堅い職業の役なのでいつもとはひと味違う一面が見られそうです。